その他の運用方法
年金対策にはマンション経営もお勧めです。マンション経営と言えばかなりの資金が必要なのではないか、と考えがちですが、実は若いうちから始めることができます。
対象物件のローンが払い終ったら、以後は毎月安定した家賃収入を得ることができます。もちろん、自分で住むのも家族で住むのも可能です。その場合は家賃が0円というになるわけで、これはかなり魅力的です。
新築マンション投資としては、それを専門にした会社がいくつかあります。「センチュリー21レイシャス」などもその代表的な投資会社です。
メリットをまとめてみますと、長期にわたって家賃という安定収入がある点。新築マンションなので入居率も高い点。中古物件のように補修・修繕という出費が少ない点。ローンは住宅ローンが利用できるので低資金からスタートできる点。団体信用生命保険に加入すれば生保の代替にもなる点。一般的投資のような損失を出すリスクが低い点。所得税・住民税などで節税できる点。現金より不動産の方が相続税が圧縮できる点。自分でマンションに暮らすこともできる点、などになります。
これなら少額の資金で投資することでき、一方で将来は定期的な収入が得られるわけです。物件の維持・管理は面倒ですが、その点も管理会社に任せられるので労力を使うこともありません。株や外貨ではその日ごとの相場に左右されますし、FXや先物取引のような大きな損失を出すこともありません。
ちなみに不動産投資信託というのもあります。この場合は資産運用会社が厳選物件に投資するので、これも比較的リスクは低くなっています。現物での不動産投資よりも低予算で投資でき、これも魅力ですが、反面、不動産価格の変動で分配金が下落する可能性や、大きな損失は出ない代わりに、高収益も望みにくいというデメリットもあります。