投資信託

 

資金運用でひとつの投資と言えば投資信託となります。投資信託(ファンド)とは分配金を利用する投資方法です。もともと投資信託の分配金は課税対象なので、現役の時代にはそれを受け取らずに、いわゆる雪だるま式に資金増やしていくのが賢明です。

 

そうして、いざセカンドライフに入ったら、それを有効な資金として利用できます。もちろん投資信託にはリスクがあるわけですが、その中でも安定的に分配金を出せる投資信託もいろいろあります。その多くは債券型の投資信託ということで、特に新興国の債券を運用している投資信託なら、比較的分配金も高く出しています。

 

実はリーマンショック以降は、投資信託の基準価格も大幅に下がったのです。それでも分配金を変わらずに出せている投資信託は結構多く、従って利回りがかなり高くなっています。

 

債券型ファンドの中では何と5%前後も分配金を出している場合もあります。特に新興国債券ファンドでは約9%という驚異の分配金を出している場合もあります。REITなどはお勧めです。

 

REITは、不動産を利用した投資信託です。やはり、リーマンショックの影響で、基準価格がかなり下がっています。もともと主に商業ビルの所有権を証券化したのがREITという商品なので、賃料が安定的に入ってきます。それを分配金原資として活用しているわけで、分配金は安定的なのです。

 

もちろんそうは言っても投資信託は運用商品ですから、分配利回りが高いものひとつに絞って投資するのは危険です。あくまでも分散した投資が基本となります。